a568 御神輿
a567 縄担ぎ
a566 ピラミット
多分その下には、足場に使った、石垣があるはずだというと、その先生は、えら
く感心していた。早い話がピラミットの石は5メータの丸木に6回巻き固定し、
担ぎ棒を6本入れ丸木に石をもっこで固定、12人で担ぐと1トンの石を長距離、
いとも簡単に移動できる。ロープはあだんの木の気根で出来る。
どこでそのような事を知ったのですかと聞かれたので、黒島には、大きな亀甲墓
がある。
a565 分散担ぎ
a564 縄担ぎ
それに、A点でロープの端をしっかり結わえつけ、グルグルに6回ほど巻く。最
後はB点でまたしっかり結わえ、止める。
そして、担ぎ棒を6本入れ、左右ペアで担ぐ、この図だと、12名で担ぐ事にな
る。
この方式は、12名に、均等に重力がかかる。一人百キロ近くだが、昔の人なら
それくらいは担げるであろう。
50センチほど浮かせて、声をかけ、右、左、と全員同時に、移動すれば、1ト
ンの物体が、12人で十分運べる。
勿論、ペアを組むのは、背丈の近い人、低い人同士、場合によっては、ロープを
もう1回巻きつける。
a563 転がすのですか?
a561 脳内超伝道
a560 迷博士
a559 インターネット
a558 女房を大事にしよう
a557 島っ子
島の子は、猫よりも身軽に石垣を乗り越え、猫よりも音をたてずに忍び寄り、S
先生の戸の隙間から、大人の交わる姿、声などを観察したという。
素知らぬ顔で、教壇に立つS先生の顔を見、友達同士でつっつきあって面白がっ
ていたという。
そのうち4月になり、島に新しい男の先生が赴任して来た。
こともあろうに、S先生は新しく赴任して来た若い先生にぞっこん、出来ちゃっ
ている事は島中の人が知っている。
命がけで通って来たK先生は、泣く泣く、また命懸けで帰るしかない。



