So-net無料ブログ作成
検索選択

a555 神様だよ


この島に、年は58歳、東京からUターンしてきたY君夫婦がいる。
子供は無いが、島の誰もがうらやむくらい、どこへ行くにも二人、すこぶる仲の
良い夫婦だ。
普段は無口で、酒もあまり飲まず、ひたすら仲の良い夫婦をやっている。
先日、家を手直しするので、手伝ってくれと言うと、「はいきた兄貴、まかせて
くれ」と引き受けてくれた。
仕事も無事完了、ビールと泡盛を飲むと、ペラペラ喋りだした。
俺みたいな男の所へ、嫁に来てれた女房、神様だよ、ありがたいと思っている。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:moblog

a554 画像

a206.5ジュラルミン製.JPG
ジュラルミン製、飛行機の残骸。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:moblog

a553 島暮らし


その悩みの相談であった。
たぶん、男っ気の強い島の人達との関係修復は、かなり時間を要するだろう。
深く反省し、時間をかけて、解決しよう、と諭した。
島暮らしや田舎暮らし、ペットの問題や、周りとの付き合い方、その土地土地の
習慣などは、注意が必要だ。
よく見ると、若い人達は、意外と、べたべたしているが、中年以上の人達は、べ
たべたする事を異常に嫌うのだ。
注意しよう。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:moblog

a552 肩たたき


俺は、オカマじゃないんだ!、べたべたするんじゃない!、という、男っ気が異
常に強いのだ。
吉田氏は、島の気質を知らずに、親しくすればする程、こまめに、べたべた、肩
をたたいたりしたようだ。
島人にとって、肩をたたかれようものなら、とんでもない事で、往復ビンタを喰
わされたような、嫌悪感を覚えるのだ。
吉田氏もそれに気付き、なんとか関係を修復したいとの事だが、一度壊れてしま
った、男同士の関係は、そう簡単に修復出来ない。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:moblog

a551 男っ気


島移住、失敗男の物語。
定年島移住した、吉田氏(仮名)が、深刻な顔で相談に来た。
移住した時、世話をしてくれた人が、いつの間にか疎遠になり、その次に親しく
していた人も、付き合ってくれなくなった。
とうとう3番目に親しくしていた人に、酒を飲んでいる時、怒鳴りつけられたと
いう。
本土では、男同士が親しくなると、肌を触れあったり、肩をたたいたりするのは、
ごく当たり前だ。
しかし島人達は、男が男に触れる事、べたべたしたり、肩をたたいたりする事は、
一番嫌悪感を感じるのだ。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:moblog

a550 夕日よ・・


恋人募集中だと言ってたから、今日にでも可能性はあるぞ。
帰って夕食がすんだら、民宿の庭で、今夜も大勢で酒を飲むだろうから、さっそ
アタックしてみろ。
二人はもう元気そのもの。
がんばるぞ! がんばるぞ! と、シュプレヒコールだ。
いつの間にか夕日は、若い二人の失恋という2文字、漆黒の海の底へいざなって
いった。
夕日よ、今夜もありがとう・・・・
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:moblog

a549 胸がつぶれる思い


二人とも、心の内をさらけ出し、明るくなった。
しかし、本当に、胸がつぶれる思いで心配をし、夜も寝ないで、心を痛めている
のは、親御さんだろう。
分からないはず、と思っても感じるのが親だ。
今ごろ自殺でもしているのではないかと、心配で心配で寝られない日だろう。
元気な声を親に聞かせてあげるんだぞ、と言うと、二人とも、にっこりうなずい
た。
ところで、夕べ民宿で遅くまで酒を飲んでいたが、年齢30歳前後と思われる、
好青年が連泊。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:moblog

a548 小さな島


結果的に、結婚が若ければ若い程、早ければ早いほど、定年後は、時間がたっぷ
りあるので、そこで夫婦で、旅行したり、場合によっては共通の趣味を育てたり
と、本当の至福の時間が出来る。
若い時に苦労すれば、年をとってから楽出来る。
若い時に、楽をして遊んでいると、今度は老後に、苦労が待ち構えている。
だけど、まだまだ大丈夫だ。めそめそしないで、新しい恋人を本気で、積極的に
探したほうがいい・・
南の小さな島は誰も、周りにいない。心を打ち明けたとしても、他人に聞かれる
はずがない。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:moblog

a547 若い苦労


若い時に少しでも遊びたい、という気持ちは理解出来るが、結果として、それは
後々つけがまわって来る事になる。
私の知人にも晩婚で、30代後半で、子供が出来た人を何人も知っている。
定年の時に、子供がまだ大学生、定年で時間が出来、楽しい老後を、と思いきや、
それどころではない。
やむなく働きに出るが、給与はがっくり、今まで自分が、顎で使っていた、子供
みたいな若造に今度はしごかれ、心身共に疲れ果てる。
帰りに、立ち飲み屋で、気を紛らせる、ストレスで体調まで崩してしまう。
そのような人を何人も見てきた。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:moblog

a546 横浜娘


最初の娘は、横浜出身で、続いた子が名古屋出身だという。
二人とも年齢は20代後半、ぎりぎり30前かなという感じだ。
話をしていて感じた事は、二人とも、私に限って、という自信があった。
そして、まだまだ遊びたいという気持ちが働いたようだ。
もし男が、それを察知したら、遊び心は、女より、はるかに上だから、遊び相手
を探して次へと、展開していくのは当然だ。
他人ごとではない。自分の人生なんだから、何でもっと真剣に、積極的に、先へ
進めなかったのだろうか。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:moblog

a545 変身


若い時の辛さや苦しさは、いくらでも取り返す事が出来る。
歳をとると時間と体力に焦りを感じ、本当に肝が痛む。
胆汁を搾り切られる思いがする。
確かに今は辛いかも知れない。
しかし取り戻せるのだから・・
その辛さを肥やしとして、強い女性に変身したほうが良い、と言うと、二人は目
を合わせてうなずいた。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:moblog

a544 夕日に願


シャワーの間に安堵感があったのか、二人はシャワー後、真っ直ぐ帰るかと思う
と、私の前の腰掛け代わりの流木に腰をおろし、一緒に夕日を眺めた。
人生、いくつになっても苦楽は付き物だ。
おじさん東京に二人の孫がいるが、二人とも、小児喘息持ちだ。
娘からのメールで、今病院で点滴をして来たとの事。
孫のゼーゼー苦しむ顔、普通の人並の子になって欲しい、と夕日に願をかけてい
たところだ。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:moblog

a543 恥ずかしいシーン


「塩水のまま、民宿へ帰るとまずいので、そこのシャワー浴びたほうがいいぞ」
と言うと、真っ直ぐシャワーの方へ行った。
シャワーの場所を聞き返さないところをみると、この島は初めてではなさそうだ。
もう一人の子も私の声が聞こえたのか、前の子の後を追ってシャワーへ行った。
自分達の、見せては恥ずかしいシーンを見られてしまった、しかし相手は、どう
見ても島の人らしい。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:moblog

a542 乙女の涙


そうしていると気がつかなかったが、砂浜の岩陰にでも居たのだろうか、今度は
左側からもう一人、女の子がズブズブと海へ入って行き、同じ態勢で叫び出した
のである。
XXの馬鹿野郎!
XX! 今に見ていろ!
若い女の子が、真っ赤に沈む夕日を真ん中に、ステレオで叫ぶ様は、心打れ、物
悲しい。
涙を洗い流しているのだろうか。
両手で、ざぶざぶ顔を洗った後、女の子は砂浜を上がって来た。
私の存在に気がつくと、ばつ悪そうな、気恥ずかしい顔をした。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:moblog

a541馬鹿野郎!!


私の前を通り過ぎる時の思いつめたような横顔からして、ただごとではない
な・・
取り急ぎ、島の消防団を呼ぶ必要があるな、と腰を浮かせ携帯電話を取り出すと、
その子は胸元まである深さへ行くと、ピタリと止まった。
そして両手を口もとへ持っていき、腹の底から、あらん限りの声で、夕陽へ向か
って叫び出したのである。
OOの馬鹿野郎!
OOなんか死んじまえ! 
OO! あんたなんか動物以下だ!
失恋した男の名前だろうか、悔しさを夕陽にぶつけている。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:moblog