a359 サメは神様
a358 五代目の子孫
何を隠そう、この話は、わがひかる家に代々伝わる伝説で、掛け軸に使われた色
や図柄などの調査結果から、描写の技法は、琉球王朝の絵に源流があり、色は当
時の八重山地区では出せない、島では作れない、紛れもなく琉球王朝より、贈ら
れた物だとの事。
琉球王朝の風は、南の島のひかる家にまでささやかに訪れ、わが家は、由緒ある
家柄でした。
そしてひかるは、サメに助けられた伝説、五代目の子孫。
a357 サメに助けられた男
多良間真牛(たらまもーしー)の伝説として、日本の伝説沖縄編に、しっかり位
置づけされており、素晴らしい掛け軸と、当時の状況を克明に記述した古文書が
今に残されています。
ジュゴンに助けられた伝説は、北欧諸島にあるとのことですが、サメに助けられ
た伝説は、どこにもないとのことで、国内外より、民話伝説等の研究者が、調査
にくる貴重な物語です。
a356 黄色いサメ
2百年前の伝説ですが、この島のある男が、くり舟で遭難し、はるか南方の無人
島へ漂着。
半年後、夢に出てきた神様のお告げを頼りに海へ出ると、黄色いサメが、又間へ
入り込み、背ビレに捕まると、そのまま北上。
一昼夜かけ、元の島にたどりついた、という伝説があります。
法事も済ませた後での男の帰還に、島中大騒ぎで、話は広まり、男は琉球王朝へ
呼び出され、詳細を報告。
a355 真珠の輝
波間にキラリと光る真珠の輝きあり、入江に浮かぶ島々は、真っ白い砂浜に取り
囲まれ、砂浜から深みへの微妙な色の変調は、絵の具を流し込み、風の筆で描か
れたのではないかと思われる眺めです。
この色は、どうして砂に染まらないのだろうか?
例え、どのような名文をもってしても、表現は不可能でしょう。
決して、日本三景に見劣りのしない絶景。
一見に値するのでは無いだろうか。
・・風筆や 描き尽くさん 八重の島・・
・・海の色 湧き出る元か カビラ湾・・
a354 東京タワー
a353 見晴らし台
この地区の島は、サンゴ礁で出来ているため、耕作地が少なく、重税感は過酷を
極めたとの事。
島々には石を高く積み上げた、見晴らし台があり、税金取締役人の船を発見する
と、各島へ狼煙で連絡され、村長は、税金対象物を隠させ、島一番の美女を引き
連れ、少しでも納税額を軽くするよう、役人を饗応し、村人を守ったと言う。
島人達が、汗にまみれ積み上げた見晴らし台、ささやかな税金逃れをし、生き延
びる、歴史と知恵の結晶でした。
a352 古老の話
今日も日本のどこか、息を潜め、獲物を狙う、百万年来生き続けた、古代の目が
光っているのかと思うと、大きなロマンを駆り立たせてくれます。
古老の話によると、その昔、この西表島は山国のため、収入が少なく、税金を滞
納。
島ごと、税金のカタに取り上げられ、国有化し、開発されなかったと言っていま
したが、真意の程は、定かではありません。



