a239 臨戦態勢
事実、数十羽のカラスは、二メートル圏内に接近し、羽を広げて、黒い口ばしを
目いっぱい開け、赤口での威嚇合唱。卵を取れば、即座に攻撃出来る臨戦態勢、
恐怖を感じ逃げ帰りました。
何んで自分の卵でもないのに、他のカラスが集団攻撃行動に出るのか?
攻撃態勢のカラスは、血族なのか、それとも種族を守る為、安全保障条約を結ん
でいるのだろうか?
昨今、自然界の生態バランスが崩れ、人間が原因のように見られていますが、問
題はカラスに有るのではないだろうか。
a238 編隊行動
雑食性で、食欲旺盛なカラスに、殆んどの鳥類は、木の実や虫、卵やヒナ等をこ
とごとく持って行かれ、その悪知恵には、とても追いて行けません。
小学生の頃、ひかるはカラスに弁当を取り上げられ、仕返しに卵を取ってやろう
と、カラスの巣へ近付くと、何時どうやって呼び寄せたのか、数百羽のカラスが、
上空に飛来し、編隊行動。
カラスは、巣を高い所に作る為、木の上で、本気に襲れたのでは、ひとたまりも
ありません。
a237 カラスの大統領
カラスの行動を観察すると、見事な連携プレー、編隊行動をとっている事が、分
かります。
ニワトリのヒナを狙う時、一羽は見張り役。
もう一羽は、ケンカを仕掛ける役。
残りの一羽は、ヒナを奪う役目で、三羽での連携プレー。
親鳥が、ケンカを仕掛けられ、一羽のカラスに向かって行き、ヒナ鳥は、親の泣
き声、様子に、危険が迫った事を感じ、オロオロ逃げ回るだけ。
奪う役目のカラスは、空から急降下し、逃げ回るヒナ鳥を事もなげに持ち去りま
す。
この行動を三度繰り返す事により、平等にヒナを確保。
a236 崖を背負った男
そして後輩達には、「俺は、背中に断崖絶壁、崖を背負っている、振り向けば、
目まいでまっ逆さま、木っ端微塵。だから、振り向く事もしない。常に進む以外
はない。嵐が来れば、四つん這いになり、更に激しくなれば、腹這う、そしてミ
ミズとなって、這いずってでも、前へ進む」
人生とは、そういうものだ、と説くのである。
「生半可でない、常に極限の生き方を求めろ!」と。
a235 脳内プログラム
ひかると言う男の脳内プログラム、生い立ちの影響なのか、引く事、後退すると
いう事が、考えられないのである。
前記した通り、12ミリ、いや、12カ月、80センチのスケール上で人生を考
えるので、後退という事はあり得ないのである。
勿論、後悔するという事も殆んどない。



